AMED ロボット介護機器開発等推進事業(環境整備)
「開発を加速するガイダンス・マニュアル等の徹底活用」(Webexウェビナー開催)<終了しました>
開催趣旨
介護分野では、被介護者の自立支援、被介護者の尊厳維持、介護者の負担軽減の観点から、ロボット技術の活用が強く期待されています。
新しいロボット介護機器製品の開発が進められており、介護現場への導入や普及が徐々に進んできましたが、介護現場ではまだ解決されていない課題やニーズが存在しています。
人生100年時代や少子高齢化社会等の社会課題の解決策の一つとして、ロボット介護機器の開発を加速していくことが重要です。介護に貢献できる機器を開発し、施設や在宅介護現場への導入を加速することも併せて大切な要素となります。ロボット介護機器を開発する際には、身体機能等が低下しているご高齢者の安全を担保することが重要な観点となり、利用者に安全に、安心して使っていただくためにも、開発においては安全性を十分に考慮することが必要です。
経済産業省、厚生労働省では「ロボット技術の介護利用における重点分野(平成24年11月公表、平成26年2月及び平成29年10月改訂)」を策定し、開発・導入促進を進めてきました。
その中でも、経済産業省の補助事業である「ロボット介護機器開発・導入促進事業(平成25~29年度)」及びその後継事業で国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の補助事業である「ロボット介護機器開発・標準化事業(平成30~令和2年度)」において、民間の開発事業者によるロボット介護機器の開発促進を目的として、各種ロボット介護機器を対象とした安全基準策定等の研究開発が行われ、「ロボット介護機器開発のための安全ハンドブック」が作成されました。
当該ハンドブックには、研究開発の中で得られたリスクアセスメント手法、安全基準、安全試験法などの安全に関する成果がまとめられています。
そこで、今回のセミナーでは、昨年度までのロボット介護機器関連事業で整備されてきたガイドライン・マニュアルを、開発事業者の皆様に改めて解説いたします。
マニュアルの中でも特に重要な点、開発事業者として知っておくと良い点をピックアップしてご紹介します。ガイドラインやマニュアルの全てに目を通せていない方や、以前読んだが中身を再度確認したい方には必見の内容です。
本年度は2回のセミナー開催を計画しており、今回はその第一回目となります。
第一回目のセミナーでは主に「ロボット介護機器開発のための安全ハンドブック」を活用し、それぞれの開発フェーズにおいて役立つ情報をわかりやすくまとめています。セミナーを通して、ロボット介護機器の開発に不可欠な安全に関するポイントを知り、是非、次年度以降の開発計画の検討要素に加えていただければと思います。
また、今後皆様には積極的にマニュアル類をご活用いただき、介護現場のニーズに沿った機器開発・改良に繋げていただければと思います。
最後に、こうした普及啓発活動を通して、ロボット介護機器産業の育成を目指し、「ロボット介護機器産業エコシステム」を構築していくことを事務局では目指しています。ここで示す産業エコシステムとは、ロボット介護機器に関わる開発事業者、介護施設・個人のユーザー、介護分野への新規参入事業者、自治体等のプレイヤーが集い、コミュニティが形成され、そのコミュニティ内で情報共有、マッチング、相談、人材育成、リクルーティングを自走できている状態を指しています。このロボット介護機器産業エコシステムが形成されることで、開発事業者・ロボット介護機器ユーザー間のニーズや情報共有が活発化し、今後の開発・導入加速に繋がると考えています。
パートナーシップ会合の参画企業様をはじめ、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
【開催日時】
2022年1月21日(金)10:00~11:40(100分)(Webexウェビナー開催)
【開催概要】
・今回はWebexを活用したウェビナーでの開催となります。参加申し込みの後にウェビナーの
アドレスを送付いたしますので、お持ちのスマホやPCのブラウザでご視聴下さい。
・発表者への質問はウェビナーのコメント機能またはQ&A機能にてお受けし、口頭もしくは
Q&A機能にて回答いたします。
・下記のメールでも受け付けますが、回答にお時間を要する場合がございますので、予めご了
承ください。
・ご質問受付メールアドレス: jp_robot-care“AT”pwc.com(“AT”は@に置き換えてください。)
・詳細は変更の可能性があります。当サイトにて最新の情報を掲載しますので、随時ご確認下さい。
【参加費および申し込み】
参加費:無料
★申し込み方法
以下のページからお申し込みください
お申し込みページ(受付終了しました)
本セミナーは、「AMED ロボット介護機器開発等推進事業(環境整備)」において「第17回ロボット介護機器開発パートナーシップ会合」としても位置付けられています。パートナーシップ会合としてご参加の方も上記の申込フォームよりお申し込み下さい。
【プログラム】
2022年1月21日(金)10:00-11:40(100分)
1. | オープニング セミナー開催事務局 |
10:00-10:05 |
2. |
「今後のロボット介護機器関連の事業方向性(仮)」 経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室 |
10:05-10:20 |
3. | 「ロボット介護機器開発関連事業について」 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 医療機器・ヘルスケア事業部 ヘルスケア研究開発課 |
10:20-10:35 |
4. | 「ロボット介護機器開発ハンドブック 活用のすすめ」 セミナー開催事務局 |
10:35-11:15 |
5. | 「Q&Aによる相互交流」 セミナー開催事務局 |
11:15-11:25 |
6. | 事務局からの連絡:サイトリニューアルについて セミナー開催事務局 |
11:25-11:35 |
7. | クロージング セミナー開催事務局 |
11:35-11:40 |
【セミナーに関するお問い合わせ先】
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(ロボット介護機器開発等推進事業)
ロボット介護機器普及啓発のための環境整備・エコシステム構築プロジェクト
セミナー開催事務局
PwC コンサルティング合同会社
E-mail: jp_robot-care“AT”pwc.com(“AT”は@に置き換えてください。)
【ロボット介護機器開発パートナーシップに関するお問い合わせ先】
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
医療機器・ヘルスケア事業部 ヘルスケア研究開発課
E-mail: robot-kaigo“AT”amed.go.jp (“AT”は@に置き換えてください。)