ロボット介護機器で、笑顔のある未来へ
「介護ロボットポータルサイト」では、ロボット介護機器により、被介護者、ご家族の方、介護産業に携わる方がWell-being(ウェルビーイング:心身共に幸せな状態)を大切にして生活できることを目指し、その普及活動に取り組んでいます。この度、少しでも多くの方にロボット介護機器に興味を持っていただけるような、イメージ動画を作成しました。
この動画を通して、ロボット介護機器の存在を知り、ロボット介護機器がどのように介護現場で役に立てるのかを知っていただくための第一歩にしていただければと願っています。 動画はこちら
そもそも、皆さんはロボット介護機器にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
- 人の代わりに仕事をやってくれる存在?
- AIが搭載されていて意思疎通もできる機械?
- ボタン1つで簡単に誰でも使える?
- 人の仕事を奪ってしまう!?
- 人の生活やコミュニケーションのパートナー?
- 人の仕事を支援してくれる優れた相棒?
- いつしか人の能力を上回り、人を支配しだす存在!?
「ロボット」と聞くと、工場で稼働する産業ロボットやヒト型ロボット、SF小説や映画、ロボットアニメ等の世界観のイメージもあり、人それぞれ様々なイメージをお持ちなのではないかと思います。
私たちはイメージ動画を通じて、皆さんにロボット介護機器について以下のようなイメージをお伝えできればと思っています。
- 介護者/被介護者の双方が幸せを感じられる時間を増やすことを助けるもの
- 人と人とのふれあいを大切にするために、ここぞという時に手を差し伸べてくれるもの
- 人とロボットの融合によってより良い介護サービスの提供へ繋がる可能性を持つもの
この動画では、ロボット介護機器の開発に携わっている開発企業の方の想いと共に、介護現場でロボットが活きるシーンにおいて人とロボットが融合(ハーモナイズ)することの価値を伝えています。人と人とのふれあいの重要性は大切にしつつ、ロボットの力を借りることで解決できることは解決していこう、というメッセージを伝えています。
無機質なイメージを持たれがちなロボットという言葉の向こう側には、介護に対する想いや優しさを持った情熱的な開発者がいます。ロボット介護機器は人を想って作られ、人を想って使われるものです。
介護する人も介護される人も、笑顔で介護生活を送っていただく。そこに喜びを感じる人々によって開発され、活用されています。
ロボット介護機器は、決して人に取って代わったり、人の仕事を奪うものではありません。介護を手助けしてくれる良きパートナーになり得るものであり、被介護者の方の良きパートナーにもなり得る存在なのです。(具体的な介護現場でのロボット介護機器の活用シーンは、第3回コラムも併せてご参照ください。)
このようなメッセージを込めた動画を、まだロボット介護機器についてよく知らないという方々も含め、是非一人でも多くの方に見ていただけることを願っています。