開催趣旨

　2023年2月27日（月）15時より、令和4年度のロボット介護機器開発等推進事業（環境整備）第七回セミナーをオンラインで開催いたします。
　今回のセミナーは「介護ロボットを導入する際の機器の選び方　～現場とのギャップを最小限にするために～」と題し、ロボット介護機器の選定における着眼点と実際の導入方法についての理解を深めることを目的として開催いたします。
　講師として、人の手による介護のみに頼らない「ノーリフトケア」の理念を掲げ、ロボット介護機器の普及をはじめ、看護・介護のケアの向上のために多岐にわたり活動されている一般社団法人日本ノーリフト協会の保田淳子氏をお招きし、ロボット介護機器選定のポイントや注意点についてご講演いただきます。また、講演後はご参加の皆様からの質問にお答えいただく予定です。
　介護施設や在宅介護などでのロボット活用に関心をお持ちの介護事業者様、ロボット介護機器のユーザー視点での捉え方についての理解を深めたい開発事業者様など、介護に携わる皆様に広くご参加頂ければと思います。

講師略歴
保田 淳子 氏　（一般社団法人日本ノーリフト協会 代表理事）
医療事務として働きながら准看護師資格を取得後、看護学校に通い看護師資格を取得。医療機関での3年間の勤務を経てオーストラリアへ留学。留学中アルバイト先の高齢者介護施設で『看護・介護を受ける人の安全』と『看護・介護を担う人の健康』の双方を尊重する「ノーリフティングポリシー」の理念に感銘を受ける。
2005年　南オーストラリア州フリンダース大学（アデレード）看護学部に編入、オーストラリア看護師免許取得。
2006年　同校大学院で医療マネジメントを専攻。
2009年　日本ノーリフト協会設立。
2010年　同協会を一般社団法人化、代表理事に就任。

セミナー開催事務局より
　開催事務局では、ロボット介護機器に関するセミナーでの情報発信やポータルサイト運営を通じた普及啓発活動により「ロボット介護機器産業エコシステム」を構築していくことを目指しています。ここで示す産業エコシステムとは、ロボット介護機器に関わる開発事業者、介護施設・個人のユーザー、介護分野への新規参入事業者、自治体等のプレイヤーが集い、コミュニティが形成され、そのコミュニティ内で情報共有、マッチング、相談、人材育成、リクルーティングを自走できている状態を指しています。このロボット介護機器産業エコシステムが形成されることで、開発事業者・ロボット介護機器ユーザー間のニーズや情報共有が活発化し、今後の開発・導入加速に繋がると考えています。

　多数の皆様のご参加をお待ちしております。

【開催日時】
2023年2月27日（月）15：00～16：00（60分）（Webexウェビナー開催）

【開催概要】
・今回はWebexを活用したウェビナーでの開催となります。参加お申し込み後にウェビナーのアドレスを送付いたしますので、お持ちのスマホやPCのブラウザでご視聴下さい。
・ご登壇者へのご質問はウェビナーのチャット機能にてお受けし、口頭もしくはチャット機能にて回答いたします。
・ご質問はメールでも受け付けますが、回答までにお時間を要する場合がございますので、予めご了承下さい。
・ご質問受付メールアドレス：jp_robot-care“AT”pwc.com（“AT”は@に置き換えて下さい。）
・詳細は変更となる可能性があります。当サイトにて最新の情報を随時ご確認下さい。

【参加費および申し込み】
参加費：無料

下記の申し込みフォームから参加のお申し込み（事前登録）をお願いいたします。
申し込みフォーム＜終了しました＞

【プログラム】

2023年2月27日（月）15:00～16:00（60分）

【セミナーに関するお問い合わせ先】
国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）
医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業（ロボット介護機器開発等推進事業）
ロボット介護機器普及啓発のための環境整備・エコシステム構築プロジェクト
セミナー開催事務局（PwCコンサルティング合同会社）
E-mail: jp_robot-care“AT”pwc.com（“AT”は@に置き換えてください。）

【ロボット介護機器開発パートナーシップに関するお問い合わせ先】
国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）
医療機器・ヘルスケア事業部 ヘルスケア研究開発課
E-mail: robot-kaigo“AT”amed.go.jp （“AT”は@に置き換えてください。）