標準化推進(移乗介助(非装着型)、移動支援(屋内・屋外)、入浴支援及び排泄支援分野)

Ⅰ.研究開発目的及び内容

 移乗介助(非装着型)、移動支援(屋外)、移動支援(屋内)、入浴支援及び排泄支援の標準化のために、国際的な標準機関であるISOへ各分野のロボット介護機器の規格を提案することを目標としています。
これまでの4年間で積み上げてきた論議内容に加え、基準コンソで安全や効果性能等について研究してきた成果についても積極的に標準化原案つくりに活用します。

Ⅱ.実施内容
1.研究成果の概要

規格原案つくりに向かって専門家で構成する標準化委員会及び重点項目ごとの分科会を設けて検討を進めています。現在開発を進めているロボット介護機器は、既存の福祉用具にロボット機能を取り込んだ製品と位置付けられるので、規格としても福祉用具をベースにロボット化した場合の安全性を中心にして検討を行っています。

2.成果

 国際提案を行って検討を進めるためには、我が国以外にも賛同して一緒にやってくれる仲間となる複数の国が必要であり、その基盤つくりのため2017年9月に行われるAAATE(ヨーロッパ福祉用具発展協会)のカンファレンスにおいてオランダのZuyd 大学、イギリスのSheffield大学と共にワークショップを開催し、我が国のロボット介護機器開発の状況紹介と理解促進を行う予定でいます。ロボット介護機器開発・促進事業のコンソーシアムを形成している産総研、日本自動車研究所及び名古屋大学等からも参加を得て、この事業における機器開発状況、我が国のロボット福祉用具に対する取り組みなどを紹介・発表するとともに欧州各国の理解と協力を得ることを目的に準備を進めています。

AAATE2017ホームページ

平成29年度は5つの重点分野について国際規格提案の原案作成を行います。