簡易動作計測・評価システム

1台のカメラと少数のマーカからなる簡易動作計測システムと、そのデータを可視化して動作分析を支援するソフトウェアの開発を行っています。簡易動作計測システムの構成を図1に示します。産総研で開発された従来よりも高精度なマーカを用いることにより、モーションキャプチャ等の大がかりな計測設備を必要とすることなく、より簡単に、現場に持ち運んで計測可能なシステムが構築できます。本システムでは、各測定点(マーカ)に対して位置と姿勢の双方が計測可能で、参考精度は位置誤差最大5mm、姿勢誤差最大2deg、また固定しない手持ちカメラでの計測にも対応しています。

fig1
図1 簡易動作計測システムの構成
fig2
図2 簡易動作計測の例

上記簡易動作計測システムを発展させ、マーカから取得した体節の位置をもとに、歩行時に各足裏に働く床反力を推定・可視化するシステムのプロトタイプも開発しました。1台のカメラ、10個程度の少数のマーカ、および1台のPCという低コストの構成で動作を計測し、そのときの足裏反力を推定することができます(図2右)。